「抹茶ってどれを買えばいいのかわからない…」「高ければ美味しいの?」そんな疑問を持つ初心者の方は多いはず。実は、抹茶には明確な“等級(グレード)”が存在し、それぞれ品質や用途に違いがあります。とはいえ、パッケージに明確な等級が書かれていない場合もあり、選び方に迷ってしまうのが現実です。本記事では、初心者でも失敗しない「抹茶の等級の見分け方」を具体的なポイントに絞ってわかりやすく解説します。
なぜ抹茶に等級(グレード)があるのか?
抹茶は同じように見えても、使われている茶葉の質や製法によって味や色、香りが大きく異なります。等級とは、その品質や用途によって分類された抹茶のランクのこと。茶道で使われる上級品から、お菓子に練り込む製菓用まで、目的に合わせて最適なものを選ぶために存在します。
この等級は日本農林規格(JAS)などで厳密に定められているわけではなく、茶園や製造業者によって分類基準が異なる場合もあります。だからこそ、消費者自身が見分ける目を持つことが重要です。
等級ごとの特徴をざっくり理解しよう
抹茶の等級は主に以下の3段階に分けられます。
上級(茶道用・セレモニアルグレード)
- 原料:一番茶の新芽のみを使用
- 味:苦味が少なく、旨みと甘みが強い
- 色:鮮やかで深みのある緑色
- 香り:青海苔のような上品な香り
- 用途:茶道、贈答用、高級抹茶ドリンク
中級(飲用・プレミアムグレード)
- 原料:一番茶と二番茶のブレンドが多い
- 味:ほどよい苦味と旨みのバランス
- 色:自然な緑色
- 香り:やや青みが残る香り
- 用途:抹茶ラテ、アイス、日常の一服
下級(製菓・クッキンググレード)
- 原料:二番茶や三番茶を含む成熟葉
- 味:苦味・渋みが強め
- 色:やや黄みがかったくすんだ緑
- 香り:香りは強いがやや粗い
- 用途:焼き菓子、パン、料理用
初心者が抹茶の等級を見分ける5つのポイント
等級が明示されていない商品でも、以下のポイントをチェックすれば大まかなグレードを見極めることができます。
1. 色味:鮮やかな緑色かどうか
高品質な抹茶ほど、深く鮮やかな緑色をしています。黄色みやくすみが強い場合は、下級である可能性が高いです。
2. 香り:開封時の香りで判断
上級の抹茶は、青海苔や昆布のような芳醇で自然な香りがします。逆に、ツンとした苦味のある香りが強い場合は、下級か製菓用の可能性があります。
3. 味:苦味よりも旨みを感じるか
一口飲んで、口当たりがまろやかで旨みや甘みを感じるなら上質です。苦味が強すぎると感じる場合は、料理用やブレンド品かもしれません。
4. 粉のきめ細かさ
石臼で丁寧に挽かれた上質な抹茶は非常に粒子が細かく、さらさらとしています。粉が粗くザラついている場合は、等級が低い可能性があります。
5. 価格とパッケージ情報
もちろん価格も重要な判断材料。10gで数百円〜千円以上するものは、茶道用などの上級グレードであることが多いです。また、「一番茶使用」「セレモニアルグレード」などの表記もチェックしましょう。
間違えない!用途別のおすすめグレード
用途を明確にすれば、等級選びで迷うことはなくなります。
| 用途 | おすすめグレード | 理由 |
|---|---|---|
| 茶道や贈答用 | 上級グレード | 味・香り・色ともに最上質 |
| 抹茶ラテやアイス | 中級グレード | 手頃で旨みも十分 |
| お菓子・パン | 下級(製菓用) | 加熱に強くコスパが良い |
どこで買うべき?初心者におすすめの購入方法
初心者には、専門店や公式オンラインショップでの購入をおすすめします。信頼できるブランドでは、用途ごとに明確に等級が分けられており、初心者でも選びやすい設計になっています。
- 京都の宇治、静岡、鹿児島など、名産地の製品を選ぶ
- 「一番茶」「石臼挽き」「無添加」などの記載があるものを選ぶ
- 評判の良いレビューやSNSの口コミを参考にする
まとめ・結論
抹茶には明確な等級(グレード)があり、その違いを知ることは美味しく楽しむ第一歩です。初心者の方でも、「色」「香り」「味」「粉のきめ細かさ」「価格や表示」といったポイントを押さえれば、自分に合った抹茶を見極められるようになります。
まずは中級グレードからスタートし、用途や好みに応じて上級や下級を使い分けるのが賢い選び方。抹茶の世界は奥深く、知れば知るほど楽しみが広がります。
コメント